はじめに
社会人になれば誰しも
「会社を辞めたいなぁ」
「転職しようかなぁ」
「起業したいなぁ」
と感じたことがあると思います。
昨今では、業績の好調な大手企業でも早期退職を募集する時代ですから、好むと好まざるとにかかわらず転職・起業を意識する人が増えていることと思います。
では、実際に転職・起業できる人とできない人の違いは何なのでしょうか?
転職・起業できる人とできない人の違いは?
その答えは、子供時代から今までの生活の中に隠されています。自分の人生を振り返ってみて、衝動に駆られて何か行動したことがありますか?
これは、カッとして人を殴ってしまったというようなことではなく、やってみたいことが頭から離れず、あの手この手を駆使して実現させたというような経験のことです。
過去にこのような経験がある人は、転職・起業できる人です。 逆に、このような経験がない人は、自分からは転職・起業できない人です。
過去の事例
昔、まだサラリーマンをしていた時に、高圧的な上司がいて、部下はみな自分のやりたいことが受け入れられないと嘆いていました。飲み会では決まってその上司の悪口合戦になりました。
私はある時、何人かの先輩になぜ自分の考えを主張しないのか聞きました。すると、先輩たちは「あの上司がいるうちは何もできやしない」と異口同音に訴えていました。
ある時、人事異動でその高圧的な上司が他部署に異動になり、先輩たちの前に立ちはだかる障害が取り除かれました。私はじばらく様子を見ていましたが、先輩たちは昔やりたがっていたことをやる気配はなく、以前と同じ日々を過ごしていました。
私は先輩たちに「どうしてあの上司がいなくなったのに何もしないんですか?」と質問しました。すると、今度は別の障害を持ち出して来て「予算がないからできない」「人がいないからできない」「忙しいからできない」などと言い出しました。
私はがっかりしましたが、その時、悟りました。結局、やらない人はどんな状況になってもやらないんだなぁと。どうやったらできるか?ではなく、どうやったらやらない事を正当化できるか?を考えているのだと。
逆に、何人かの人はどんな状況下でも、あの手この手を駆使して、少しずつ自分のやりたいことを実現していることに気付きました。
転職・起業に限らず、日々の仕事や恋愛も同じで、すべてのアクションは同じ原理で起こっているのだと思います。そのハードルや活性化エネルギーの大きさが違うだけです。
PassionでAction!
「パッションでアクション!」
私の大学時代の恩師がよく言っていた言葉です。熱情を感じたら、行動すべし!
日頃から、「何か目標を見つけて、どうやったら実現できるか頭を絞って考え、行動する」という訓練をしておきましょう。そのような日々の訓練の延長線上に転職・起業があります。
転職・起業はなにも人生の一大事ではありません。自分に課せられた、単なるビッグプロジェクトの一つと考えれば良いのです。
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